一部を除いて食事宅配サービスは「おかず」のみを提供する会社が殆どです。では主食はどのようにしているのでしょうか?ここでは食事宅配サービスを利用した場合の主食の選び方や食べ方について紹介します。

食事宅配サービスの主食の選び方

主食とは、米、パン、そば、 スパゲティーなど、炭水化物を主成分とするエネルギー源となるものを指します。食事宅配サービスでは「おかず」のみが提供されるケースが殆どですが、これは1食あたりのカロリー調整を簡単にするためです。

カロリー調整は人それぞれ調整する数値が違います。1食あたり500kcalで抑えようとする場合「おかず」が300kcalならば「主食」は200kcalまで食べられるという計算が成り立ちます。ちなみに白米100gは【168kcal】です。

このように1食あたりのカロリー調整を優しくするために「おかず」部分のカロリーが表示されています。「おかず」のみが提供される分けですから、利用者は主食を用意するだけで簡単にカロリー調整ができるわけです。この場合に食べる主食はカロリー以内であれば、米でもパンでも構わないのですが、注意点はバターやジャム、などカロリーが増えるものは使わないというてんです。

食事宅配サービスの主食の食べ方

食事宅配サービスの弁当は冷凍状態で保存されていますので、電子レンジで解凍すればすぐに食べられます。しかし主食を白米にした場合は、ご飯を炊かなくてはなりません。まして1食100gしか食べないのであれば、炊いたご飯も余ってしまいます。

そこでお勧めなのが、ご飯を100g単位と50g単位でラップに包み冷凍保存するという作戦です。これなら必要なカロリー数分だけ電子レンジで解凍すれば、炊き立てと同じように召し上がることができます。

白米だけじゃない主食の種類

さて「おかず」に対して主食を「白米」という選択が基本と思いますが、他にも様々な選択肢があります。例えば玄米です。玄米はは、白米を精米する前のぬかや胚芽がついている状態のお米ですので【ビタミンB1】が白米に比べて約8倍も含まれており糖質を効率よくエネルギーにする働きがあります。

また雑穀米もお勧めです。雑穀米は数種類の穀物を混ぜているので白米に比べミネラルやビタミンB類、食物繊維などが約2倍含まれています。他にも低カロリーで作られた「こんにゃく米」を選んだり、白米に【もち麦】を混ぜて主食にする方法があります。

もち麦には水溶性の食物繊維が多く含まれており血糖値の上昇を緩やかにすると言われております。食事宅配サービスを利用する場合は、目的にあった主食を選ぶことも大切です。