食事宅配サービスの宅配弁当はサービス会社によって容器が違うのをご存じでしょうか?容器(トレイ)が5つに分かれているものから3つに分かれているものまで各社様々ですが、容器の違いによる特徴を研究してみたいと思います。

容器の違いとは?

ほとんどの宅配弁当は、摂取カロリーが控えめに献立を組まれているので内容量に大きな違いはありません。しかし、各社の容器を比較してみると「おかず」が5品入る容器、4品入る容器、3品入る容器など様々なものがあります。

また容器の色も各社違います。同じ「おかず」なのに容器の色によって美味しいそうに見えたり、量が少なく見えたり多くみえたりと見た目の印象が違うものです。このように容器の違いは、トレイの分割数と色の違いです。また容器の大きさのに関する特徴の違いもあります。

面積は大きいのに薄く作られた容器や面積は小さいのに深く作られた容器があります。面積は大きいのに薄く作られた容器は、ボリュームが多く見えます。逆に面積が小さく深い容器は、一見量が少なく見えますが、実際に食べてみると「おかず」の量が多いと気が付きます。このように容器の違いで見た目の印象は変わってきます。

5品の容器は少量多品種タイプ!

食卓便の塩分ケアや低糖質セレクトに使われている容器は「おかず」が5品入るタイプです。また食卓便の容器の配色は絶妙です。5つに別れたトレイはサイズも色も絶妙に設定されており見た目が美味しいそうに見えます。つまり食欲を誘うように考えられています。

5つの「おかず」が入っているので量が多く見えますが実際にはカロリー制限されているので量そのものは多くありません。普通は主菜が目立って、その周りに副菜があるという印象ですが、食卓便の場合は均等的に配食されている感じです。イメージとしては「おかず」が5種類あるので使われている食材も多く栄養バランスが良い印象。

どちらかと言えば少量多品種タイプという感じです。他に5品の容器を使用しているは、ニチレイフーズダイレクトの気くばり御膳シリーズなどです。

4品の容器は一般的なタイプ!

宅配弁当で最も多いのが4品の容器です。主菜と副菜がハッキリ分かれているタイプと言っても良いと思います。メインのおかず「主菜」を中心に副菜が3品というパターンと主菜が2つに副菜が2つというパターンがあるようです。

例えばウェルネスダイニングの気配り宅配食シリーズスギサポdeliの塩分カロリー調整食です。同じ4品の容器ですが、ウェルネスダイニングは主菜が2つあるように見えます。逆にスギサポdeliは主菜がメインで副菜が3品に見えます。そしてウェルネスダイニングはトレイが深いので見た目よりもボリュームがある印象を受けます。

3品の容器は主菜重視タイプ!

3品の容器は主菜重視タイプといえます。その理由は容器の半分(1/2)が主菜で他に副菜が2品入ってるから主菜の占める割合が多いことがわかります。

食のそよ風の国産プレミアムやプチデリカ、他ではナッシュの宅配弁当がそれにあたります。見た目にボリューム感があるので食べ応えもあり満足度が高く感じる印象があります。

まとめ

このように容器のタイプによって見た目の印象は大きく変わります。もちろん実際に食べてみると好みも分かれるのではないでしょうか?私個人としては主菜のボリューム感を感じる3品容器が好きですが、妻は「おかず」の種類が多い5品容器の宅配弁当が好きなようです。

今回ご紹介した各社の容器も色やサイズが変更になるので、ご購入の際は最新情報を確認して欲しいのですが、いろいろ食べ比べると印象が違うと食事の満足が相当変わることに気が付くと思います。同じものばかりだと飽きてしまうので個人的には各社の宅配弁当をローテーションで食べていますが、自然と好みが偏ってくるように思います。

容器で選ぶというのは少ないと思いますが、お弁当に付いている名前とお弁当を開けた時の印象が違うのが一番ガッカリするのでイメージとのズレを少なくするのに参考になるのではないでしょうか?みなさんも試してみてくださいね。