食事宅配サービスの宅配弁当は食事制限など管理栄養士によってカロリーや栄養成分が調整されたものがほとんどです。ここでは塩分制限や糖質制限、タンパク質制限やカロリー制限など食事制限あ必要な方に適したお勧めの食事宅配サービスをご紹介します。

食事制限に対応した宅配弁当について

まず食事宅配サービスの宅配弁当は基本的に低カロリー、低脂肪、低糖質、減塩などヘルシーに調整されています。また使用する食材数も豊富でバランス良く栄養を摂取できるようになっています。このように通常のお弁当をただ冷凍したものとは違い健康志向に作られているものが殆どです。※一般的なお弁当を冷凍した宅配弁当もあります。

さらに細分化して設定されているのが、カロリー制限、塩分制限、糖質制限、タンパク質制限など食事制限が必要な方の為の宅配弁当です。では一つ一つ特徴をチェックしていきましょう。

塩分制限の宅配弁当

提供会社によって表示が変わりますが、塩分控えめ、減塩、塩分ケアなど塩分を抑えたタイプ(塩分制限)を主にし宅配弁当です。血圧が高めの方や高血圧の方は1日の塩分摂取量が制限されていますので1食あたりの塩分を2g以下に抑えた食事となります。

どのメニューにも詳細に塩分量が記載されていますので、1食あたりの塩分摂取量が分かるようになっています。ほとんどの宅配弁当が低塩分&低カロリーで作られていますが、減塩弁当は1gから2gの範囲で作られているものが多く実際に食べてみた感想は、こんなに味付けがしっかりしているのに塩分が2gなの?と思う時もあるほど工夫されています。

たぶん味付けが濃いものは量が少なく、味付けが薄いものは多めになど「おかず」の量で塩分を調整しているのかも知れません。ちなみに減塩と低カロリーの組み合わせが主流です。お勧め宅配弁当はコチラ

糖質制限の宅配弁当

提供会社によって表示が変わりますが、糖質制限に対応した宅配弁当です。食卓便では低糖質セレクト、ウェルネスダイニングでは糖質制限気配り宅配食などです。血糖値が高めの方や糖質制限が必要な方へ低カロリー&低糖質で調理されたお弁当です。

日常の生活で糖質の摂取量を管理することは栄養計算も必要となるため凄く手間がかかります。しっかり管理するには使用する食材の種類や量までチェックしなければならず食事の準備だけで相当な時間を要してしまいます。そのような手間と時間を一気に解決するのが糖質制限に対応した宅配弁当です。準備の手間が一切なく食べた栄養成分をメモしておけば糖質の摂取量など簡単に管理ができるのがメリットです。

宅配弁当は「おかず」だけなので、ご飯を100g(糖質37g)単位で食べれば1食あたりの糖質摂取量を知ることができます。お勧めの宅配弁当はコチラ

たんぱく質制限の宅配弁当

腎臓の機能が弱っている方は、摂取した栄養素を腎臓で処理できなくなるため、蛋白制限、塩分制限、カリウム制限などの食事療法が必要となります。これらの食事療法に必要なのが蛋白制限、塩分制限、カリウム制限をした宅配弁当になります。

今までご紹介した塩分制限や糖質制限は、カロリーの摂り過ぎを防ぐために低カロリーが基本でしたが、タンパク質制限をするとカロリー不足になることから、しっかりカロリーを補うように栄養管理されているのが特徴です。また腎機能が低下するとカリウムの排泄も減少するため高カリウム血症の恐れがあり、カリウムの摂取量も制限する必要があります。

これらの食事を自分で作るのは手間と時間だけでなく栄養計算など知識も必要となるため大変なのです。1食1食に摂取するタンパク質やカリウム、塩分、カロリーが管理されているのがタンパク質制限の宅配弁当です。お勧めの宅配弁当はコチラ

カロリー制限の宅配弁当

カロリー制限が必要な方へ低カロリーで栄養バランスを調整したのがカロリー制限に適した宅配弁当です。太り過ぎや肥満と指摘された方が、適正体重まで減量するために摂取カロリーを制限するのが目的となるため、1日の摂取カロリーを1200kcalや1600kcalになるように1食あたりのカロリーを調整しています。

各食事宅配サービスにより設定カロリーが違いますので自分の体型や減量目標に合わせて選ぶのが秘訣となります。私も適正体重を20kgほどオーバーした時期がありましたが、主治医から1日の摂取カロリーを1600kcalに制限して20kgの減量を目標にするように指導されたことがあります。

実際に自炊で栄養管理してみると、手間と時間が掛かり過ぎて嫁さんから苦情がくるほどでした。そこで食事宅配サービスの活用を始めました、常に冷蔵庫に冷凍の宅配弁当ストックされているので食事で悩むことはなくなりました。お勧めの宅配弁当はコチラ

まとめ

このように食事制限といっても目的によって食事内容は変わってきます。また個々の状態によって食事療法(低度な食事制限から高度な食事制限)の低度は違ってきます。常に健康的な食事をしていれば食事制限など必要ないのですから、いかに食事が健康に直結してる分かりますよね。

しかし残念なことに食事制限が必要と判断され実行しようとすると、その不自由さを実感することになります。外食では食事制限は難しいのです。例えばですが、昼食にパン1個と牛乳を選んでみてください。記載されている栄養成分表を見ると塩分だけでも3g~4gあるものが殆どです。

定食やランチメニューだけでも塩分5g以下のものは殆どありません。慣れないうちは外食で何を食べて良いのかも迷うはずです。また家庭で自炊する場合も状況によっては最悪の場合もあります。奥さんと二人きりならまだしも、お年寄りやお子さんがいる場合は、その食事以外に食事制限用の食事を用意しなくてはならないからです。

私の経験から言うと、食事のこと頭が一杯になり奥さんが悲鳴を上げてしまいます。そこで食事制限に適した食事宅配サービスを使っているのですが、他に解決策が無かったことも事実です。もちろん自分で自炊する努力もしています。塩分や低カロリーのおかずを作り置きして少しずつ食べたり、お豆腐に醤油をかけないで食べたり、みそ汁は二口から三口で辞めたりです。

また塩分が強いラーメンのスープを飲むこともありません。なんとも味気ない食事ですよね。でも宅配弁当は減塩や低糖質でも、しっかりと味付けされているので満足度も高いんです。これが継続して食事宅配サービスを使っている理由かも知れませんね。