高齢者は誤嚥を起こすと食べ物が気管に入ってしまい、肺に運ばれた食べ物から細菌が発生して肺炎になってしまうので注意が必要です。

そう言えば、母がお茶を飲んでいる時に良くむせぶようになり「何で年をとるとお茶が気管に入る事が多くなるんだろう?」と小言をいっていました。

当時、よそ事のように聞いていた私もお茶がちょくちょく気管に入ってむせぶようになり、そうなるとよそ事ではなくなり心配になってきました。

そもそも誤嚥はどうして起こってしまうのでしょうか。TBS系列で放送されている「この差ってなんですか?」では、「肺炎が嫌ならノドを鍛えなさい」の著者である耳鼻咽喉科医の西山耕一郎先生が出演して、誤嚥が起こる原因と誤嚥を防ぐ体操を詳しく説明していました。その方法を紹介します。

誤嚥はなぜ起こるの?

私たちは食事をすると、ノドにある喉頭蓋と言う便がしっかり閉まる事で、食べ物が気管に流れるのを防ぎ、食道に流れていきます。

ところが、加齢と共にノドの機能が衰えてきてしまうと、喉頭蓋が上手に閉まらなくなり、食べ物が気管に入ってしまい、肺に運ばれた食べ物から細菌が発生して肺炎になってしまいます。

誤嚥を防ぐには、ノドの筋肉を強化する事が大切になるそうです。

西山先生の話によると、この誤嚥の原因となるノドの機能が衰えているかどうかは、自分でも簡単にチェックできるそうです。

その方法は、とっても簡単な方法でコップ1杯の水を飲むだけでチェックできます。

【やり方】

  1. 100ccのコップ1杯の水を用意します
  2. それを10秒以内に飲み干してください

途中でむせたり、10秒以内に飲み干せない場合はノドの機能が衰えている場合があるかもしれません。

もし、むせた方も安心してください。のどの筋肉を鍛える事で誤嚥を防ぐことができます。

誤嚥を防ぐ喉を鍛える方法

西山先生が伝授するノドの機能を鍛える方法をご紹介します。

  1. 両手握って拳をつくります
  2. それをアゴの下に置きます。
  3. 次に、アゴと拳を押し合うように両方に力をいれます。(拳は上にあげようとして、アゴは下に下げるようにします。)

【ポイント!】
押しあうとき、口を横に開いて「イー」と声を出しながらやると、より効果的になります。

これを5秒間、10回を1セットとして、1日3セット行うといいそうです。

西山先生いわく、口を横に開くことで首の筋肉が鍛えられるので小顔効果の期待もあるのだとか。

こんなに簡単な方法でしたら、テレビを見ている間にも出来るので、早速今やってみましょう。

また、その他でもノドを鍛える方法があります。カラオケで歌をうたったり、声を出して本を読むなど、声を出すとノドが鍛えられるのでオススメなんだそうです。

西山先生がオススメの歌があって和田アキ子さんの『古い日記』など「ハッ!」と息を一気に吐く事がある歌がいいそうですョ。

高齢者の食事(柔らかい食べ物)の豆知識

高齢者におすすめ柔らかい食事宅配

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